講座35 精油の相性
こんにちは。
みなさん、実際に香りを生活に取り入れていますか?
精油を単独で使うのも楽しいものですが、
もっと香りのバリエーションを増やしたければブレンドをすることです。 今日はブレンドをする際に役立つ精油の分類、つまり香りの相性について講義します。
精油は香りの系統によって分類されます。 この分類は香りの相性を考えるとき役立つものになります。
よく使われる精油のみを簡単に紹介しますのでは覚えてください。
精油は下記の7つの系統に分類されます。
・花 : カモミール ジャスミン ゼラニウム ネロリ ラベンダー ローズ
・柑橘系 : オレンジ グレープフルーツ ベルガモット マンダリン
メリッサ ライム レモン レモングラス ・ハーブ類 : クラリセージ タイム ペパーミント マージョラム ローズマリー ・樹木類 : サイプレス シダーウッド ジュニパー ティートリー ユーカリ ローズウッド ・スパイス類 : クローブ シナモン ジンジャー ブラックペッパー ・樹脂類 : ベンゾイン フランキンセンス ミルラ ・エキゾチックな精油 : イランイラン サンダルウッド パチュリー パルマローザ
同じ系統の精油は香りの相性が良く、隣同士の系統の香りも相性が良いとされています。
例えばカモミールとラベンダーは花の系統に属しますから相性が良いといえます。
さらに、花のお隣さんは柑橘系ですからこの系統に属するベルガモットは
カモミール、ラベンダーと相性が良いと推測されます。
ということはマニュアルどおりいけば
カモミール+ラベンダー+ベルガモットのブレンドはとても良い香りが広がるはずです。 実際その通りになるかはご自分で勝手にお試しください。
どうでしょうか? とても便利で簡単ですよね。 ちなみにこの表はよく円形で表されます。 つまり花とエキゾチックな精油はお隣さんとなり全部が繋がるわけであります。
ここで注意するポイントはみなさんがよくウッディーな香りと表し、
木部の心材から抽出されるサンダルウッドは樹木類ではなく エキゾチックに分類されているということです。
そしてイランイランは花から抽出される精油ですが、
花の系統には属されず、エキゾチックに分類されています。 このまぎらわしさはエキゾチックな精油に分類される精油を全て覚える事で簡単に解消されます。
ただし、いつも忠実にこの分類に従う必要はありません。
そんなことをしたらブレンドのバリエーションは広がらず、いつも似通った香りになってしまいます。 サイプレスとサンダルウッドは同じ系統でも隣同士でもないですが香りの相性は良いといえます。
参考にするぐらいであまり型にとらわれず楽しんでください。
ブレンドすることは持っている精油が少なくても、いろんな香りを楽しむ事ができるということです。
実際出来上がるその香りの相性や好みは本人のみぞ知るといったところでしょうか。
それでは今日はここまでです。さようなら。
アロマキュア学院 「精油の相性」から退室
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