講座23 サイプレス
みなさん、こんにちは。
パソコンばかりやってて疲れはしないでしょうか。
先生はかなり疲れることがあります。
特に目は疲れますが、パソコンで長時間作業しているときは、頭に何も入らないことがあります。
こんなときこそ、アロマテラピー!といいたいところですが、
アロマテラピーは万能ではありません。
やはり、体は本当の自然を求めますよね。
それでは本日も、みなさんのアロマ学習のために、身を削りながら講義を
はじめたいと思います。
「サイプレス/Cypress」 学名: Cupressus
sempervirens 科名: ヒノキ科 抽出方法/部位: 水蒸気蒸留法により葉と球果から得られる。 原産国: フランス、イタリア、オーストリアなど
サイプレスのウッディーな香りはすぐ樹木系だと分かります。
抽出される植物はイタリアイトスギ「Cupressus sempervirens」という常緑樹で、
みなさんも一度は写真、絵などで拝見されたことがあるのではないでしょうか。
抽出部位は葉と球果です。
先生はこの球果の写真を見たことがありますが意外にもなんかグロテスクでしたよ〜
サイプレスの香りは森林を思わせます。
緑を思わせる香りをもった精油にマツ科のパインがありますが、
サイプレスのほうがさわやかで好まれやすい傾向にあります。
前回の講義でジュニパーを紹介しましたが、このサイプレスも同じような作用をもっています。
利尿作用があり、体内の毒素を排出します。
むくみ、セルライトなどでお困りの方は、一日を終えた後、サイプレスをブレンドしたオイルで、
フットマッサージなどを継続的に続けるのがおすすめです。
また、呼吸器の不調も改善させるので、咳がでるような場合は、
吸入したり、胸部をやさしくマッサージすることがおすすめです。
サイプレスは鎮静作用があり、怒りを静めます。
サイプレスだけではなく、樹木類や樹脂類の精油には精神を落ち着かせる働きがあります。
これらの精油は、クラリセージやマージョラムのように眠りに誘う鎮静というよりは
精神を浄化させるような鎮静作用があるように思えます。
ちょっとしたことでムキになったり怒り出す人が身近にいると精神的にもまいってきますよね。
周りにそんな怒りっぽい方がいたら、
気づかれないよう部屋にそっとサイプレスを芳香させておいてください。
さすがの怒りんぼも呼吸が深くなり落ち着くかもしれません。
しかし、
その方がこの精油の香りが気に入らないとかいってさらに怒り出した場合、
先生は一切責任もちません。
それでは今日はここまで。
おつかれさまでした〜
アロマキュア学院 「サイプレス」から退室
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