講座32 特別講座 アロマテラピーの歴史2



人は誰だって幸せになりたいと願っています。
人が手に入れるものの中でお金は最も大事な部類に位置しているといえます。
しかし、それだけでは一定期間の満足は得られても心が満たされることはありません。 
年配者の方々の話はよく聞くべきです。 
それは年配者に従え、ということではなく、
そこに幸せになるためのヒントが隠されているかもしれないのです。
※ここから一部フィクションが入ります。



 〜国境と時間を越えた奇跡と愛の水〜  14世紀 ハンガリー


町には人々を明るく楽しく過ごせるだけの活気がありました。 
決して裕福とはいえなくとも家族愛、人情味あふれる人と人とのつながりがあったのです。

この小さな町を一望できる丘に静かにそびえ立つ巨大な宮殿。
屈強な番人に守られ大勢の召使いがとりまくこの宮殿の王妃はエリザベート1世です。
彼女はハンガリーの王でもあった夫を亡くした後、
この国の指揮をとり国民の支持を得ることに成功しました。

しかしエリザベートは現在72歳。
体力の衰えは隠せません。
国民から信頼を得る一方、彼女が信頼をよせる相手は誰もいませんでした。


エリザベートは日々の習慣で本当に嫌気がさすことが2つあります。
1つはベッドから降りるたびに痛みがはしる手足の関節炎。
もう1つは鏡を見るとき、でした。
膝の痛みで悲鳴を上げ、時には鏡に映った自分の顔を見て悲鳴を上げることもあるのです。


彼女は人前では決して弱音をはきません。 
たとえ相手が召使いであろうとも気を配り、
あらゆる場面で統率することのできる典型的なリーダータイプです。
だれもが彼女のことを生まれ持った才能をもつ王妃であることを認めていましたが、
彼女の考えは違いました。
もう一度生まれ変わることができたなら、
あの小さな町の空気に自由に溶け込みたかったのです。


この光景を全ての人がただ黙って見過ごしていたわけではありませんでした。
修道尼マリア・クレメンティネは王妃の悩みを救うため、試行錯誤を重ね、
出来上がったのがハンガリーウォーターです。

当初、エリザベートはたくさんの献上物と同じように効果はまったく期待していませんでした。
しかしそのハンガリーウォーターの気が引き締まるような香りが気に入り、
毎朝肌につけることが日課となっていました。


ある日を境に、エリザベートはベッドから降りたときの膝の痛みを感じなくなっていました。
鏡に移った顔をみても、腹の底からでてくる断末魔の叫びはでてきませんでした。
エリザベートは日に日に若々しくなっていったのです。
召使いのほめ言葉はいつものお世辞にしか聞こえませんでしたが、
その若返りを決定づける事件がおこるのです。


ハンガリーと友好関係にあったポーランドの国王と王子がエリザベートの宮殿に招かれました。
王子は当時20代、王の後継ぎとなる立場でしたが決断力に欠け、
周りの側近からは将来を不安がられていました。 
しかしこの日の王子は違います。 
何を血迷ったかエリザベートに一目ぼれしプロポーズしてしまったのです。
エリザベート72歳の心は一瞬ときめきましたが、
すぐに冷静さを取り戻し、こう言って断りました。


「あなたはもっと自信をもつべきです。自分を信じなさい。
 やがて自分の求める結果がついてくるでしょう。」


毎日が周りの重圧につぶされそうだった王子はその言葉を聞いて自分を取り戻しました。
それは今の王子にとって必要な言葉であり、
国民の信頼を得ている王妃の言葉だったからこそ重みがあったのです。

逆に、王子のプロポーズはエリザベートに自信を与えました。 
エリザベートは自分が周りの人々に与えるやさしさは、
王妃としての義務感からだったことに気づいていました。
まずは自分にやさしく、自分を信じることができてこそ
心から人にやさしくなれる余裕が生まれるのだと改めて実感したのです。


こうしてハンガリーウォーターは、
「若返りの水」「ハンガリー王妃の水」として一躍名をはせました。


このエピソードを知った召使い達の間では、もしエリザベートとポーランド王子が結婚したら、
さぞかしお似合いだっただろうとの噂になっていました。
エリザベートはハンガリーウォーターで20歳若く見えるようになりましたが、
王子は実年齢より30歳老けて見えたからです。

王子が本当にエリザベートに一目ぼれしたのか、それとも若返りの方法が知りたかったのか・・

今となっては真相を知る者は誰もいません。

          〜 Fin 〜


※王妃がポーランド王子に一目ぼれし、若返りの水の作り方を教わったという話もあります。
 物語の背景は全てフィクションです。


ハンガリーウォーター 約50mlの作り方


ローズマリー 4滴
レモン 6滴
ローズ 2滴
ローズウォーター 5ml
ネロリウォーター 5ml
精製水 40ml
無水エタノール 1ml  ※無水エタノールは精油を混ぜやすくするためほんの少し入れます。


アロマキュア学院 「特別講座 アロマテラピーの歴史2」から退室




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