講座22 ジュニパー
みなさん、こんにちは。とうとう梅雨に入りました。
暑さに強い方や、寒さに強い方はいますけど、湿気に強いという方はいませんね。
誰だってじめじめした日は、じめじめした性格と同じぐらいきらいなはずです。
ちょっと憂うつな季節といえますね。
ずいぶん前にいいかげんな事で有名な天気予報士がこんなことを言ってました。
「雨が降るとみんな嫌がるくせに、まったく雨が降らなくなると雨よ降れと
自分勝手な事を言ってる、天気予報なんか当たらなくていいんだよ!」 って。
だったらそんな職業いらないんじゃないかと思いつつ、
これを名言だと思ったのは先生だけでしょうか。
確かに出かける予定の日に雨が降ると嫌な思いをしますが、
こればっかりはコントロールすることができません。
人を一面だけでは判断することができないように、雨にも美しい面がたくさんあります。 雨が降らなければ精油はもちろん植物も生まれません。 雨が降ったぐらいで動じない、そう思えるような心の広い人になるべきではないでしょうか。
「ジュニパー/Juniperberry」 学名: juniperus
communis 科名: ヒノキ科 抽出方法/部位: 水蒸気蒸留法により液果から得られる。 原産国: ハンガリー、フランス、イタリア、クロアチアなど
ひと昔前のフランスの病棟ではジュニパーの小枝とローズマリーが焚かれていたといわれています。
精油の名前はジュニパーで構いませんが、
実際の商品名は必ずジュニパーベリー「Juniperberry」と記載されています。 つまりジュニパーという木の実から採れたという意味です。
ジュニパーはアロママッサージにとても人気がある精油です。
その理由はむくみの症状を改善する作用が備わっているからです。
ジュニパーには利尿作用があります。
体に溜まった必要のない毒素を体外に排出します。
むくみだけではなく、セルライトや結石に対しても有効です。
ジュニパーは同じヒノキ科のサイプレスと相性が良く、
サイプレスもジュニパーと同じような作用を持っています。
ジュニパーはお酒のジンの香り付けとなっています。 先生はお酒を飲みすぎた次の日、この香りでさらに気持ち悪くなったことがあります。
しかし、飲酒時にタブーとされているのは前回説明しましたクラリセージです。
精神面からはチャレンジする力を与える精油とされています。
成長するためには時として変化を選ぶことが必要となりますが、
変化する道を選択するには勇気が必要です。
岐路に立ったとき、
自分の決断に自信がもてないようでしたら、そのときジュニパーが
背中を後押ししてくれるかもしれません。
それでは今日はここまでです。おつかれさまでし・・
うわっ!? 今週休みの日は雨だって!
やだなー。
せっかく出かける予定だったのに・・。
アロマキュア学院 「ジュニパー」から退室
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