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講座4 精油の蒸留法
こんにちは。 今回は前回の精油の抽出法の続きを勉強しますね。
抽出法はアロマライフとはかけ離れているのでなかなか集中できない方もいるのではないでしょうか?
確かにそうですよね。
抽出法を覚えたところで日常の生活では生かすことができません。
はい。それでは、どんどん進みます。
まず水蒸気蒸留法。
挿絵があると分かりやすいのですが簡単にまとめます。
これは水蒸気を上手く利用する装置を使った方法です。
精油の原料となる植物を蒸留釜に入れ水蒸気で温める
↓
植物の成分が蒸発し釜の上部にある管を通る
↓
管は隣の装置につながり冷却され管の中の水蒸気は液体となる
↓
この液体の上部に浮いた(分離した)成分が精油です。
残りの水は芳香蒸留水(ハイドロゾル)として価値があります。
ほとんどの精油は水蒸気蒸留法から抽出されます。重要ですよ。
次は冷浸法(油脂吸着法、アンフルラージュ)です。
この抽出法からは初心者の皆さんはまだ購入を考えてないと思われる
ローズ、ジャスミンなどの高価な精油が生まれます。
ガラス板に精製した豚脂か牛脂を塗り、その上に精油の原料となる花弁を貼り付け、
芳香成分を吸収させます。
花弁がしおれてきたら取り除きまた新しい花弁と交換、
これを脂肪が吸収できなくなるまで何日も繰り返します。
この成分を吸収した脂肪とは何でしょう?
これが精油ではありません。 これはポマードと呼びます。
このポマードをアルコールで脂肪と分離させ、残ったものが精油なのです。
この精油はアブソリュート(Abs)と呼ばれます。
通常1ml〜5mlの量で売られていますが、それでも普通の精油とは比べ物にならないぐらい高価なものです。
バラ約50本分の花びらから1滴の精油しか抽出されないためです。
アブソリュートはとても濃厚ですばらしい香りがしますよ。少量でも作用はパワフルです。
しかし、
この冷浸法はとても手間がかかるため現在ではほとんど行われていません。
では、現在アブソリュートは作られていないのでしょうか?
そんなはずはありませんね。 ここで溶剤抽出法の登場です。
溶剤抽出法を説明します。
精油の原料となる花を石油ベンゼン、エーテルなどの有機溶剤と混ぜ、溶かしだします。
こうしてできた半固体の物質は植物の芳香物質と天然ワックスを含んでいるコンクリートと呼ばれるものです。
コンクリートからアルコールで天然ワックスを取り除き、残った物質がアブソリュートとなります。
今ではアブソリュートの抽出法はこの方法が用いられている、と覚えましょう。
樹脂から得られる一部の精油、ベンゾイン、ミルラはこの溶剤抽出法が用いられます。
この場合、アブソリュートではなくレジノイドと呼びます。(覚えなくてもOK)
溶剤抽出法で得られた精油は微量に溶剤が残留しているとして使うべきではないといった意見もあるようです。
いずれにしてもアブソリュートは香りも含めて強力な作用を持つので大量に使う機会はまずありません。
それでは精油の抽出法をまとめます。
ほとんどの精油は水蒸気蒸留法。
果皮から得られる柑橘系の精油は圧搾法。
高価なアブソリュートは溶剤抽出法。
今ではほとんど行われていない冷浸法。
こんな分類だったら簡単に覚えられますね。
みなさん顔色が悪いですが大丈夫ですか?
確かにアロマテラピーをこれから始めようという方が抽出法を覚えようとすると止めてたくなりますよね。
そんな方は止めてもらって結構です。
それでは次回の講座で。 さようなら。
アロマキュア学院 「アロマテラピーとは」から退室
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